子供は何歳から観劇できる? 劇団東少「人魚姫」を観てきました
先日、小学2年生の娘と劇団東少のファミリーミュージカル「人魚姫」を観てきました
(とっても楽しい作品でした。感想は後半に書きます)。
娘とミュージカルを見るのは、これで5回目になります。
今でも少し落ち着きのない娘ですが、観劇デビューの時と比べたら、だいぶ安心して観られるようになりました。
3歳前の観劇デビューは失敗
娘の観劇デビューは3歳になる直前。
しまじろうコンサートやプリキュアミュージカルショーはすでに経験していましたが、飽きることなく観られていたので、そろそろミュージカルはどうかな?と思い始めました。
私自身は劇団四季のミュージカルが大好き。
調べたところ3歳前はひざ上で観劇可能、親子観劇室もあるとのことだったので、当時四季劇場「夏」で上演されていた「美女と野獣」に娘を連れていくことにしました。
前から十数列目くらいの通路側の席を確保。
1席だけなら、直前の予約でも結構いい席が取れるんですよね。
娘はディズニー映画の「美女と野獣」も大好きなので、最初は張り切って観ていましたが、10~20分ぐらいでぐずり始めました。
まあこれは予想していたので、すぐに親子観劇室へ移動。
何とか前半は全部見たのですが、娘は完全に飽き飽きモード。
後半はロビーでモニターを見ながら、だましだましお菓子など食べさせていましたが、もう10分くらいで娘が「帰る」と聞かないので、泣く泣く劇場を後にしました。
ちなみにうちの娘は、普段から落ち着きがなく飽きっぽいタイプ。
そんな3歳前の子供が四季のミュージカル3時間なんて耐えられるわけがないですよね。。。
とはいえ、2~3歳台でも実際きちんと観劇できている子もいます。
なので「何歳から観られるか」については、非常に個人差がある問題だと言えます。
リベンジは5歳、ファミリーミュージカルで
ちなみに娘の場合。
「美女と野獣」での失敗があったのでしばらく観劇はお預けにして、映画鑑賞に慣れさせることから始めました。
その後、リベンジしたのは年長5歳の時。
四季ではなくファミリーミュージカルの「ピーターパン」を選択しました。
娘は「ピーターパン」のお話が好きで、上演時間も2時間と短めだったからです。
足をぶらぶらさせたり背もたたれにドンとしたり、落ち着きない点はまだありましたが、問題なく2時間を乗り切りました!
観劇デビューを成功させるコツ
我が家の経験を踏まえて、子供の観劇デビューを成功させるコツをまとめてみました。
1、ファミリーミュージカルを選ぶ(上演時間が短い)
2、通路側、できれば扉に近い場所に席を確保
3、会場が暗くなること、大きい音が出ることを説明しておく
4、大きい声で話したり体を揺さぶったりなどすると、他のお客さんに迷惑がかかることを説明しておく
ちなみに2年生になった娘は、いまだに足をぶらぶらさせたり手を頭に置いたりということがありますので、その都度注意しています。
また、これは好みの問題ですが、俳優さんの顔がはっきり見えるほうがストーリーに入り込みやすいと思うので、我が家はいつも なるべく前の席を確保しています。
劇団東少「人魚姫」の感想
さて、ところで劇団東少の「人魚姫」に話を戻します。
f去年「シンデレラ」を観て面白かったのと、息子の保育園にハガキが置いてあったので、今年も東少のミュージカルを見てみようと思いました。
ハガキで申し込むと割引価格でチケットを購入できるのですが、席は選べないのですよね。
前から2列目でしたが端のほうだったので、少し舞台が見にくかったです。
ヒロインは「シンデレラ」の時と同じ安達星来さん。
とっても可愛らしくて歌もうまい!
しかし「人魚姫」ほどヒロインつぶしの劇はないですね。
中盤になって声が出なくなってしまう設定なので、ヒロインの歌が聞けない!
これだけが不満でしたよ。。。
隣国の王女役は河村唯さんといって、アイドリング!!!の元メンバーらしいです。
発声が舞台俳優っぽくない感じが、いい意味でも悪い意味でも新鮮でした。
でもすごくキュートで、歌も上手だったので、今後舞台で活躍していかれるのかもしれないですね。
ちゃっかり私も終演後に握手させてもらいましたが、めっちゃ可愛かった~。
あとこのミュージカルでは、人魚役の俳優さんたちはローラーシューズみたいなものを履いて泳いでいる感じを出していました。
最初はちょっと違和感がありましたが、だんだん気にならなくなりました。
まとめ
ファミリーミュージカルは、子供を飽きさせないように面白いやり取りがちょこちょこ入っていて工夫されていますので、観劇デビューにもお薦めです。
劇場でしか味わえない緊張感とか一体感が私は大好きです。
これからも積極的に子供たちを観劇に連れていこうと思っています。