フリーランス映像翻訳者の孤独LIFE

映像翻訳者になって早10年。仕事、育児、お金、孤独な引きこもり生活のいろいろ。

翻訳会社が運営する映像翻訳の講座について調べました メリットとデメリットは?

f:id:mifumis:20180226140554j:plain

当ブログを立ち上げた直後に、映像翻訳を学べるスクール3校について

ご紹介しました。

  

www.mifumis.work

この他にも、ワイズ・インフィニティフォアクロスといった翻訳会社が

運営する翻訳者養成講座で学ぶという選択肢もあります。

 

 

また、以前の記事で挙げたフェルヴァントについては、

公式サイトを見たところ現在受講者の募集はしていないようです。

 

ワイズ・インフィニティ

 

ワイズ・インフィニティについては、独立した「スクール部門」が

ありますので、「スクール」と言ってもいいのかもしれませんが、

大手3校と比べるとだいぶ規模は小さめ。

 

とはいえ、マンツーマンコース中日コース韓日コース

また大阪校名古屋校までありますので、

英語以外の言語の学習者や首都圏以外にお住まいの方にとっては

ありがたい存在ですね。

 

・英日コース(グループレッスン)

【字幕翻訳基礎科】

期間:4か月(120分×13回)

学費:127,000円(税別)(入学金20,000円)

 

【字幕翻訳実践科】

期間:5か月(120分×19回)

学費:198,000円(税別)

※別途30,000円(税別)NetSSTG1school版レンタル料金

 

【ワークショップ】

1ターム(計6回分)42,000円(税別)

※別途30,000円(税別)NetSSTG1school版レンタル料金

 

フォアクロス

フォアクロスの講座は、英語の他に韓国語や中国語、フランス語など

マルチリンガルに対応しています。

 

マルチリンガル字幕入門 

期間:2か月(120分×6回)

学費:51,000円(事務手数料10,800円)

教材費:5,000円

 

マルチリンガル字幕プロ

期間:3か月(120分×7回)

学費:77,000円

教材費:8,000円

 

翻訳会社の養成講座を受講するメリットとデメリット

メリットはずばり、仕事に直結しやすいこと。

また大手のスクールに比べて少人数なので、アットホームな雰囲気で受講でき、

講師に質問がしやすいことも大きな利点と言えるでしょう。

 

デメリットは、大御所の講師がいないこと

2社の公式サイトを見たところ、両方とも講師について記載がありませんでした。

  

映像テクノアカデミア林完治先生や

フェロー・アカデミーのアンゼたかし先生のような

大ベテランの講師がいないのはちょっと寂しいところですね。

 

また広い教室やパソコンルームなどがある大手スクールに比べて、

施設の充実度は劣っていると言わざるを得ません。

ワイズ・インフィニティの「SSTスクール版レンタル料金」

というのも気になりました。

 受講料と別で3万円って結構な値段ですね。。。

 

まとめ

 

以前も書いたとおり、翻訳会社のギャラは総じて低価格です。

しかし翻訳会社で実績を積み、

優良なクライアントを見つけるという方法もあります。

大手スクールでも翻訳会社でも、まずは見学して

自分に合う講座を見つけることが重要です。