翻訳会社が運営する映像翻訳の講座について調べました メリットとデメリットは?
当ブログを立ち上げた直後に、映像翻訳を学べるスクール3校について
ご紹介しました。
この他にも、ワイズ・インフィニティやフォアクロスといった翻訳会社が
運営する翻訳者養成講座で学ぶという選択肢もあります。
また、以前の記事で挙げたフェルヴァントについては、
公式サイトを見たところ現在受講者の募集はしていないようです。
ワイズ・インフィニティ
ワイズ・インフィニティについては、独立した「スクール部門」が
ありますので、「スクール」と言ってもいいのかもしれませんが、
大手3校と比べるとだいぶ規模は小さめ。
とはいえ、マンツーマンコースや中日コース、韓日コース、
また大阪校や名古屋校までありますので、
英語以外の言語の学習者や首都圏以外にお住まいの方にとっては
ありがたい存在ですね。
・英日コース(グループレッスン)
【字幕翻訳基礎科】
期間:4か月(120分×13回)
学費:127,000円(税別)(入学金20,000円)
【字幕翻訳実践科】
期間:5か月(120分×19回)
学費:198,000円(税別)
※別途30,000円(税別)NetSSTG1school版レンタル料金
【ワークショップ】
1ターム(計6回分)42,000円(税別)
※別途30,000円(税別)NetSSTG1school版レンタル料金
フォアクロス
フォアクロスの講座は、英語の他に韓国語や中国語、フランス語など
マルチリンガルに対応しています。
・マルチリンガル字幕入門
期間:2か月(120分×6回)
学費:51,000円(事務手数料10,800円)
教材費:5,000円
・マルチリンガル字幕プロ
期間:3か月(120分×7回)
学費:77,000円
教材費:8,000円
翻訳会社の養成講座を受講するメリットとデメリット
メリットはずばり、仕事に直結しやすいこと。
また大手のスクールに比べて少人数なので、アットホームな雰囲気で受講でき、
講師に質問がしやすいことも大きな利点と言えるでしょう。
デメリットは、大御所の講師がいないこと
2社の公式サイトを見たところ、両方とも講師について記載がありませんでした。
映像テクノアカデミアの林完治先生や
フェロー・アカデミーのアンゼたかし先生のような
大ベテランの講師がいないのはちょっと寂しいところですね。
また広い教室やパソコンルームなどがある大手スクールに比べて、
施設の充実度は劣っていると言わざるを得ません。
ワイズ・インフィニティの「SSTスクール版レンタル料金」
というのも気になりました。
受講料と別で3万円って結構な値段ですね。。。
まとめ
以前も書いたとおり、翻訳会社のギャラは総じて低価格です。
しかし翻訳会社で実績を積み、
優良なクライアントを見つけるという方法もあります。
大手スクールでも翻訳会社でも、まずは見学して
自分に合う講座を見つけることが重要です。