フリーランス映像翻訳者の孤独LIFE

映像翻訳者になって早10年。仕事、育児、お金、孤独な引きこもり生活のいろいろ。

在宅翻訳者でも、ワンオペ育児中の子持ちは不利らしい

育児ノイローゼのイラスト

夫と私の実家は遠方で、夫は朝早く出ていき帰りも遅いので、我が家はいわゆる「ワンオペ育児」の環境です。

でも実は、「ワンオペ育児」という単語が聞かれるようになった頃、「いまさら感」がありました。

私自身、子供の頃は平日父親の顔を見ることもほとんどなかったので、

「ワンオペ」が当たり前でしょ!?

と思っていたのですよね。

 

 

さて、そんな環境の中でも仕事と子育てを両立させたいという思いがあり、私はフリーランス翻訳者になりました。

その選択はほぼ間違っていなかったと思います。

子供の病気や行事などにも都合を合わせることができますし(しわ寄せはありますが)、育児を優先しながら無理なく(時には無理して)働くことが可能です。

  

www.mifumis.work

 

しかしこの映像制作業界、自分も働いていたから分かるのですが、基本的に夜型で徹夜も珍しくないし、土日も関係なく作業が行われることが多いのですよね。

翻訳者にとっては関係ないといえばそれほど関係ないのですが、立ち会いが必要となると話は別です。

 

実は先日、大きな仕事の打診がありました。

私としてはぜひやりたかったのですが、その仕事には立ち会いが必要で、しかもそれが早く終わるかもしれないし夜中までかかるかもしれないと。

それで結局、その案件はお断りすることになったのですが、今でも

「やりたかったな」という思いが残っています。

 

もし、夫が保育園お迎えに間に合う時間に帰ってこれたなら、

頼れる実家が近くにあったなら、

もっといろいろな仕事を受けられたんじゃないかと思うこともあります。

もちろん、ベビーシッターを雇うという選択肢もありますが、

「早く終わるかもしれないし夜中までかかるかもしれない」という状況だと微妙だし、そもそも取引先にも「お子さんは大丈夫ですか」なんて気を遣わせてしまいますよね。。。

 

また以前、制作会社の打ち上げに誘われたこともありますが、会社の飲み会って通常金曜の夜じゃないですか。

ワンオペ育児中のフリーランス主婦、普通に参加できないです。。。

そして「平日は無理です」と言ったところ、もう二度と声はかかりません。

 

 

そんなわけで、ちょっとネガティブな話になってしまいましたが、在宅フリーランスでも子供がいることが障壁になることもあり得ます。

もう少し子供たちが大きくなれば自由時間も増えると思いますので、今はもうひと踏ん張り、子育て優先で頑張りたいと思います。