映像翻訳者の年収 1000万円超えも夢じゃない!?
「働き方改革」で企業が長時間労働を見直し始めた影響で、会社員の給与総額が減少しているようです。
フリーランスはどれだけ休もうが、どれだけ仕事に時間を費やそうがすべて自分の責任ですから、仕事量がそのまま年収に反映してきます。
2017年夏号の『通訳翻訳ジャーナル』に「収入と働き方」の記事がありました。
年収1000万円超えの映像翻訳者さんの記事があり、とっても感心したのでご紹介します。
映像翻訳歴は私と同じくらいなのですが、
稼働日数:ほぼ毎日
稼働時間:1日15時間以上
で、年間映画本編40本以上、ドラマ80本以上をこなしているそうです。
しかも、10分7000円や1分700円の仕事も請けているそうです!
ホントに頭が下がります。
この方の場合、とにかく量をこなして1000万円超えを達成したという感じでしょうかね。
翻訳者は職人のようなもので、なかなか料金アップの機会はありません。
ちなみに私は基本的に1日7~8時間の稼働、土日は完全休み。
件の翻訳者さんと比べるとお恥ずかしい限りです。。。
でも忙しい時は夜中も働きますし、土日のどちらかを仕事に費やすこともあります。
それにしても1日15時間以上働くと言うのは完全にブラック企業状態ですよね。
「翻訳する」
「寝る」
「食べる」
の繰り返しでしょうか。
私も子供が生まれる前は一切の仕事を断らずに土日もなくがむしゃらに働いていましたが、家事も放棄状態で夫の機嫌も悪くなりますので、人並みの労働時間に留めるようにしました。。。
出産後は当然時間も取れませんし、子供を寝かしつけたあとに仕事するのが相当体に応えます。
子供と一緒に寝てしまって、朝4時に起きて仕事。
なんてこともありますが、そうすると子供がやたら朝早く(6時前とか)起きてきます(笑)。
あと夜中も働いて頭と目を酷使した結果、視界が狭まるという怖い現象もありました。
「脳がやられているのか」とビビりましたが、単なる疲れ目だったようです。
ちなみにフリーランス主婦ミフミの場合、
出産があった年は年収100万円台、
その他は200万~400万円台を行ったり来たりという感じですね。
ちなみに年収400万円のある年に手がけた作品数:
・映画本編4本
・ドラマ17本
・アニメ(10分程度)51本
・特典映像10本
・トレーラー3本
でした。
意外と少ない。。。
単純に比較できませんが、1000万円の方の半分~3分の1なのは確実ですね。
(そりゃ年収が半分以下ですから当然ですが。)
今の私には1000万円超えはとても無理そうですが、少しずつ子供の手が離れてきたら仕事量を増やせていけたらなと考えています。
月収に関する記事も書きましたので、ご興味のある方はどうぞ。