フリーランス映像翻訳者の孤独LIFE

映像翻訳者になって早10年。仕事、育児、お金、孤独な引きこもり生活のいろいろ。

フリーランスの「小1の壁」 学童は便利だけどデメリットもある

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保育園は、ワーキングマザーにとって強い味方。

その至れり尽くせりの保育園を卒園したあとに待っているのが「小1の壁」と呼ばれるものですが、その実態は保育園時代には全く想像もつきませんでした。

小2の娘を持つ私が、小1の壁を振り返ってみようと思います。


小学生ママにとって一番のハードルはPTA役員ですが、1年生のうちはクラス委員に立候補するママさんも多いので、
とりあえず希望しなければ役員は回ってこないでしょう。

卒園後、4月1日から学校に併設の学童保育を利用した我が家にとって大変だったことをまとめます。

1、保育園と学童のダブル送迎


 

うちで利用していた学童は、1年生のうちはお迎えが必須でした。
よって長期休暇などで1日保育の時は、送迎の両方が必要になります。

下の子の保育園と学校が逆方向で結構離れていたため、2人の送迎に今までの倍時間がかかるようになりました。。。

働く時間が削られるため、私には結構負担でした。

2、大量の手紙と宿題の丸付け

新学期が始まると毎日のように手紙を持ち帰ってくるので、それに目を通すだけで大変。

保育園では、分からないことがあれば何でも送迎の時に質問できますが、
学校ではそれができませんから手紙の内容と子供の注意力だけが頼りです。

連絡帳で、明日の持ち物に突然「折り紙」とか「○色のTシャツ」とか書いてあり慌てることもザラにあります。

もしかしたら先生は何日も前から伝えているのかもしれませんが、我が子が聞いてないだけだと思います。。。

折り紙とかはコンビニには売っていないので困ります。

また毎日宿題が出るのですが、親が丸付けをしなければいけないので地味に大変です。

3、意外と多い懇談会や振替休日

うちの学校の場合は1学期につき2回の懇談会、年に2回の個人面談があり、
学校公開や運動会による振替休日も数か月に1回ほどあります。

保育園に比べると、平日に時間を取られることが多く驚きました。

振替休日は学童を利用しますが、子供にとってはせっかくの休日なので、
都合がつくときはなるべく私も休みを取れるよう努力しています。

また学期始めや終業式前は給食がないので、学童ママは弁当作りに追われます。

あとは台風などで登校時間が変わったりすることもあるので、何かと予定がつぶれがちです。

4、学童にも役員や係がある

うちで利用していた学童には父母会があって、イベントやバザーための運営係に入る必要がありました。

イベント近くになると毎週のように会議があり、夫が仕事などで不在の時は下の子も連れていかねばならず大変。。。

仕事が忙しいから学童に入れているのに、学童のせいで週末までつぶれるなんて本末転倒です。

地域によっては、このような係がない場合もありますので、事前に情報収集しておいたほうがいいと思います。

また民間の学童は高額ですが、豊富なカリキュラムが組まれているところが多いですし親の負担はありませんので、
近くにそのような施設があれば選択肢の1つになるでしょう。

5、子供会など地域の活動が増える

小学生になると強制的に町内会の子供会に入れられることが多く、やはり役員などになってしまうと負担が大きいです。

また地域のパトロールや祭りの手伝いなど、子供が小学生になるといろいろと親が駆り出されることが多くなります。

6、まとめ


 

1年生の最初のうちは毎日がてんてこまいで、「保育園に戻りたい!」と思ったものでしたが、
2年生となった今ではだいぶ慣れてきました。

手紙は重要なもの以外はスルーして、懇談会も忙しい時は無理せず欠席したり途中から参加したりするのもアリです。

あと学童保育は我が家の場合は退室して、(父母会がない)放課後居場所事業のほうに切り替えました。

これからPTA役員など経験することで状況も変わると思いますが、とりあえず1年を乗り切って「何とかなった」というのが感想です。

下の子も含めれば約10年の小学校生活が続きますので、無理なくやっていければと思います。