ポスナー・シュロスマン症候群
数週間前の月曜日のこと。
右目の視界が欠けて、とても見えづらい感じがありました。
以前も同じようなことがあり、目に効く栄養剤を飲んだり睡眠を十分とると
解消していたこともあり、今回もすぐ治るだろうと思っていました。
仕事もありだましだまし作業していましたが、翌日も回復せず。
さらに水曜日になると、右目を開けているのもつらいほど痛い!
その日のノルマをこなして、夕方眼科に行こうかと思っていました。
ところがその日は夫も出社していて、娘も帰宅後外出。
低学年の息子だけ家に残してしまうことになるので受診を悩んでいたのですが、
その眼科は木曜日が休診でして、もう息子の留守番がどうのこうのいってる余裕も
ないほど目は痛みを増すばかり。。。
結果、夕飯の支度を済ませてから受付終了間近の眼科に滑り込みました。
まず眼圧の検査をしたのですが、なんと測定不能。
何度やっても機械では測ることができませんでした。
診察室に通されて先生に診てもらうと、
「これは大変なことになってる」と。
眼圧が通常の倍以上の40台になっていて、虹彩に炎症、視神経に損傷。
続発緑内障とのことでした。
とりあえず眼圧を下げる目薬とステロイドを処方するとのことでしたが、
これで効果がなければ大学病院行きだと言われました。。。
幸い、処方された目薬でかな~り状態は改善!
金曜日に受診すると、この症状は恐らく、
ポスナー・シュロスマン症候群
だと言われました。
ポスナー・シュロスマン症候群とは
1948年に米国のPosner博士 とSchlossman博士 により報告された目の病気の一種です。
時々発作的に片方の目に眼圧上昇と虹彩炎とがおこる病気です。若年~中年の男性にやや多い傾向があります。
大多数は片眼に発作が来ます。虹彩毛様体炎にともない、40~60mmHgまで一過性に眼圧が上がります。発作は自然におさまります。
発作と次の発作の間には炎症はありません。神経異常説、自己免疫説、ウィルス説、一過性線維柱帯炎説、などありますが正確には原因は不明です。
ネットで調べてみると納得。
確かに以前も、視界が欠けるようなことがあり、その症状は
1~2日で収まっていたので病気などとは思いもしませんでした。
視覚が欠ける症状のこともブログに記載していたんですよね。
2017年のことですが、その記録が残っていて助かりました。
その後通院して、視神経の傷も吸収されたようで、
今は薬も必要なく普段通りに生活していますが、
またいつ発作に襲われるか分かりません。
ただこの病気は原因不明なので、どう予防したらいいのか分かりませんが。。。
目が見えなくなったらこの仕事もできなくなりますし、
本当に無理は禁物だなと思いました。
とりあえず、40過ぎたら半年に1回は眼科で検査を受けたほうがいいみたいですね。
目を酷使している皆さま、お気をつけくださいませ。