フリーランス映像翻訳者の孤独LIFE

映像翻訳者になって早10年。仕事、育児、お金、孤独な引きこもり生活のいろいろ。

ドラマ字幕翻訳の掛け持ち、最後の最後でやらかしたミス

落とし穴に落ちる人のイラスト

前回の記事から約1か月。何とか修羅場を乗り越えました!

 

ドラマ2シリーズ掛け持ちで数日おきに来る納期にゲッソリしていましたが、

そのうち1つの「シリーズA」が終わり、「シリーズB」のみになったので

落ち着きを取り戻しました。

 

掛け持ち作業中には、過去に担当したドラシリーズ続編の打診もありました。

続編はなるべく担当したいものですけどね。ただでさえ厳しいスケジュールだったので泣く泣くお断りすることに。

しかもその作品は「シリーズA」より単価が高いんですよ~。

受注できずに残念。。。

 

今年も、打診を受けたもののスケジュールの都合がつかず、お断りした作品がいくつもありました。

もったいないけど、体は1つだもんな~。

映像翻訳で年収1000万超えるには、来た仕事を一切断らないタフさが必要なのでしょうね。

 

www.mifumis.work

 

さて、修羅場真っ只中だった1週間。

私が立てたスケジュールは、

 

(月)「シリーズA」最終話 スポッティング&翻訳

(火)「シリーズB」#5スポッティング

(水)~(木)「シリーズA」最終話 翻訳&チェック、納品

(金)~(土)「シリーズB」#5翻訳

(月)「シリーズB」#5翻訳&チェック、納品

 

先に2本のスポッティングを済ませることにして、あとは翻訳に専念するって具合です。

で、「シリーズA」チェックを終えて、

「よし、あとはBの翻訳だけだ~!!」

と気合を入れてファイルを開こうとしましたが。。。

 

なんと#5(5話目)のファイルがない!!!

なぜか私、#6のスポ取ってるじゃないか~!!!

 

痛恨のミスでした。。。

 

というのも、「シリーズA」で私、偶数話を担当していたのですね。

「シリーズB」は全話を担当しているのですが、Aの流れでなぜか#5をすっ飛ばして#6のスポを取ってしまったというわけです。。。

 

普通、取ってる時に気づくだろ!って話ですよね。

確かに「いつの間に?」という展開があったのですが、基本1話完結ものなので、

「あとから回想シーンとか説明が入るのかしら?」なんてのん気に考えながらスポを取っていました。バカ。。。

 

ギリギリのスケジュールだったので打ちのめされましたが、休日にしようと思っていた日曜日も半日つぶして、超特急で作業しました。

まあでも、翻訳作業前に気づいてよかった、ってことで。

 

 

日本語版制作では、現地でのエピソードナンバーと日本での放送順が異なることがよくあります。

私は担当話を間違えて納品したことは今のところありませんが、ディレクターさんからは、

「話数を間違えて納品される方がいるので、気をつけてください」

なんて言われることもあります。

 今回のミスは単なる私のうっかりですけどね。。。

 

基本ですが、エピソードナンバーを確認して作業しましょうね!(自分への戒め。。。)