仕事がない時の営業メール フリーランス翻訳者の仕事獲得あれこれ
フリーランスをしていると仕事が途切れてしまうこと、ありますよね!?
取引先が少ない新人のうちは当然ですが、長く続けていても突然ピタリと仕事が途切れてしまうことはあります。
それが1日のこともあれば、数週間のことも。
数週間の場合、つい「廃業」が頭をよぎってしまいます(笑)。
「何かやらかして干されたんだろうか?」と気が気ではありません。
そういう時、悶々としてしまう方が多いと思いますが、もし抱えている仕事がない場合は気軽に「営業メール」を送ってはいかがでしょうか。
ここで言う「営業」とは新規開拓の意味ではなく、疎遠になっていた取引先などに
「暇ですよ~」アピールをするということですね。
もし先方が時間を取れる時なら、菓子折りなど持って訪問したり、
お正月や暑中見舞いの時期なら、ハガキにさりげなく「急ぎの仕事にも対応します」などと書いておくと効果的だと思います。
一番効果的なのは直接訪問ですが、制作会社のスタッフは多忙だしタイミングも難しいもの。
電話だとせかしているようだし、やはりメールが無難な方法ですよね。
さて、私も制作会社のスタッフとして働いていたことがありますが、
やはりたまにそのようなメールを頂くことがありました。
そして、制作側としてはそのようなアピールは大歓迎でしたよ!
ちなみに、制作(翻訳)会社が仕事を依頼しなくなる翻訳者とは・・・
①スケジュールが合わず何度も断られている
②単価の設定が高いので依頼できない
③なじみの翻訳者で事足りているので、依頼するまでもない
④翻訳の出来がイマイチだった
⑤ビジネス上のやり取りに難がある(納期に遅れる、メールのレスポンスが遅い、コミュニケーションが取りにくいなど)
あくまで私が思いつく限り、このくらいでしょうか。
①~③に該当する場合、営業メールが仕事につながる可能性は非常に高いと思います。
④~⑤の場合も、もし連絡をもらったら、私なら一度は依頼してみようかなと思います。いろいろと改善されている部分もあるかもしれませんからね。
営業メールの書き方としては、
「先日はお仕事をお断りして申し訳ございませんでした」
「現在手が空いているので、急ぎの案件にも対応できます」
「お役に立てることがございましたら、お声がけください」
的なことを連ねるといいと思います。ざっくりしていてすみません。。。
さて、ちなみに私も翻訳者として何度か営業メールやハガキを送ったこと、直接訪問したこともありますが、大体何らかの仕事を紹介してもらうことができました。
少し勇気が要ることではありますが、やってみると「あ、干されたわけじゃなかったのね」と安心できますので、悩むよりはまず行動するのが一番だと思います。