フリーランス映像翻訳者の孤独LIFE

映像翻訳者になって早10年。仕事、育児、お金、孤独な引きこもり生活のいろいろ。

「ひきこもり」の定義について調べてみた フリーランス主婦はひきこもりか!?

カフェで仕事・勉強をしている女性のイラスト

 

ここ最近、川崎でのスクールバス襲撃事件や練馬での元事務次官による息子刺殺事件があり、「ひきこもり」というキーワードに注目が集まりました。

 

そして先日、ある主婦ブロガーさんが「私もひきこもりだ!」と記事に書いていたのを目にしました。

彼女は持病があってなかなか働きに出られないようなのですが、現在求職中ではあり、

普通に育児、家事をこなしていて地域活動やPTA活動には参加されておられるようです。

ただ体が弱いのもあって、外出は買い物など必要最低限。

 

主婦の仕事は十分こなしているように思えますが、こういう方も「ひきこもり」なのでしょうか?

 

「ひきこもり」の定義について調べていたら、厚生労働省のサイトを発見しました。

厚生労働省:政策レポート(ひきこもり施策について)によると、

「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態」を「ひきこもり」と呼んでいます。

とのことです!

 

また、↓こちらのサイトでは、

snabi.jp

ひきこもりとは、(自宅にひきこもることで)就学や就労、家族以外の他人との親密な対人関係を築かない状態が6ヶ月以上続いていて、その原因が精神疾患(障害)とは考えにくい状態像を示す言葉です。

自分の部屋に閉じこもっている方だけでなく、1人でならコンビニや映画鑑賞などに行けるような方でも、家族以外の他人との交流がなければ、ひきこもりと判断されます。

 

つまり親しい友達がいない専業主婦は「ひきこもり」になってしまうのでしょうか?

私も買い物などには普通に出かけるけど、子供の保育園や学校で知り合ったママ友たちとはさほど親しいわけでもないし、同業者や学生時代の友人たちとはたま~に連絡を取り合う程度で少なくとも6か月以上は会っていないです。

ええ、「ひきこもり」状態ですね。

 

また、「ひきこもり主婦」についての記事も拝読しました。

news.yahoo.co.jp

「ひきこもり女性」のうち、4人に1人が主婦なのだそうです。

国は何に主眼を置いて「ひきこもり」だと定義しているのか。ひらたく言えば「働けるはずなのに働けない人」を問題視しているのみです。コンビニや病院へ行けても、それだけでは自活できません。

おお!

今まで見逃していましたが、ここでは「働けるかどうか」が重要なポイントとして示されていました。

ということは、「働いていて」「家に閉じこもっていて」「家族としか交流がない」主婦は、ひきこもりではないってことなのでしょうね。

 

 

私自身、自分が「ひきこもり」に限りなく近いことは自覚していますが、

仕事をしているのであれば定義上は「非ひきこもり」と言えるようなので、

一応フリーランス主婦はひきこもりではないですね。。。少し安心。

 

ただ、下の子が小学校に上がると毎日の送迎もなくなり、家族以外の人と話す機会が激減しそうなので、

意識的に外に出ていく機会を作らないといけないなと思っています。