フリーランス映像翻訳者の孤独LIFE

映像翻訳者になって早10年。仕事、育児、お金、孤独な引きこもり生活のいろいろ。

フリーランスのマイナンバー提供問題 開示拒否することも可能!? 

f:id:mifumis:20170722222507p:plain

昨年春から暮れにかけて、取引先からマイナンバーを提供するようにとの通知が次々に送られてきました。

 

会社が税務署に提出する法定調書にはマイナンバーの記載が必要になったため、給与所得者だけでなく個人事業主も、マイナンバーの提供を要請されるようになったのです。

 

大手企業からは代行業者から通知が来ましたが、中小企業は自社でマイナンバーの管理をしているようです。

 

大体は簡易書留などの返信封筒が同封されていますが、

「この封筒をお使いください」

とだけあって、切手が貼っていない会社さえありました。ケチすぎ。。。

 

言われるがままにマイナンバー通知書と免許証のコピーを送っていた私ですが、

「ホイホイ提出すべきじゃないな。。。」

と思った出来事がありました。

 

 

ある日、とある会社(以下、B社とします)から、マイナンバー通知書が届いていないと突然手紙が届いたのです。

確かに同封したはずですが、簡易書留では送ったことは証明できても中身の証明はできません。

私の屋号はマイナンバーに記載されている本名と違うので、もしや誤解が生じたのでは?と思いました。

 

B社の担当者にメールで連絡しても全く返事がなく、その後また手紙が届いたので電話したのですが、他の社員によると「この担当者は毎日いるわけではない」とのこと。

恐らくB社は経理業務を外注しているのではないか?と思いました。

それにしても、「メール無視」ってどういうこと???

 

とにかく担当者に連絡はつかないし、他の社員は状況を分かっていないしでB社のマイナンバー管理に対して不信感を抱きました。

(今まで支払いに関するトラブルはなかったので、担当者に連絡がつけば状況は違ったのですが。。。)

 

そこで調べたところ、マイナンバー提供を拒否しても罰則はないということを知りました。

 

提供を受けられない場合は、提供を求めた経過等を記録、保存するなどし、単なる義務違反でないことを明確にしておいてください。

法定調書に関するFAQ|国税庁

 

私の場合は口頭で「提出しません」とB社に伝えて、その後何も言われていませんが、「マイナンバー提出拒否に関する書式」も検索するといろいろ出てきます。

 

また報酬が年間5万円未満の場合は、

マイナンバー提供を求めることはできない

らしいですが、報酬5万円未満の会社からも提供を求められました。

 

当時はB社のトラブル前だったのでホイホイ提出してしまいましたが、知識不足だったな~と反省。。。

 

たぶん支払う側も支払われる側も、あまりマイナンバーについてよく分かっていない状態なんですよね。

 

B社にはマイナンバー提出拒否をしましたが、その後も新規案件の依頼があったので、

恐らく提出拒否をしても仕事に支障はないように思われます

 

フリーランスの皆さまにはマイナンバー提出について今一度対応を検討してもらえればと思います。