フリーランス映像翻訳者の孤独LIFE

映像翻訳者になって早10年。仕事、育児、お金、孤独な引きこもり生活のいろいろ。

前年の収入を上回るためには、仕事を増やすしかないと悟った平成最後の夏 字幕翻訳料金レート低下を嘆く

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大げさなタイトルですみません。

今流行の「平成最後の夏」を使ってみたかっただけです。

最近、メインで取り引きしている会社からのレートが下がりっぱなしです。

それも最初のうちは、「今回は予算がなくて」という感じで打診されていたのですが、もうここ最近は「このレートが当たり前」という感じになってきました。。。

その額、これまでの約2割減です。

 

それでも他の会社よりは高い方だと思うのですが、なにせ独立後10年以上ほぼ同じレートでやってきたのに、ここにきて2割減ですよ!

はっきり言って本当にモチベーションが下がっています。

 

原因は分かっています。

これまでは、DVDや放送の案件をメインで受けていましたが、今年に至っては大半の案件が動画配信サービスのものになったからです。

動画配信ものは総じて予算が低いらしく、どの会社からの案件も本当に厳しいレート。

以前も記事にしましたが、翻訳会社だと1分600~700円なんてこともザラにありますからね。

 

そして先日書いたとおり、子供がいてフットワークが重く、時間に制約のある翻訳者が、劇場作品を担当するのは難しいようです。

 

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劇場作品だと1巻2万円以上はするので、余裕を持って働けそうなんですけどね。。。

 

話を戻しますが、制作会社・翻訳会社が受ける仕事自体がもう動画配信メインになっているのですよね。

以前は放送された作品が動画配信に回ってくるというのが当たり前でしたが、今では動画配信のオリジナル作品が数多く制作されるようになり、もはや放送作品を上回る勢い!

だから、翻訳者に回ってくる案件はもう動画配信ばかりになるのが当然で。。。

つまり、よほどのことがない限り単価は上がらないと思ったほうがよさそうです。

 

そんな絶望的な状況の中、前年の収入並みかそれ以上の売上を達成するには、仕事を増やすしかないと悟りました。

そういうわけで先月、いつもは断っていたような仕事も頑張って受けて、ひーひー言っていたわけです。

 

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そういうわけで、7月は売上45万円以上になりました。

そりゃ、このペースで毎月働けば前年売り上げは軽く超えるけど、正直ムリっす。

(前年収入額はさりげなくこちらに書きました↓)

 

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体力的にも時間的にもかなり無理した結果だし、さらにいいタイミングで仕事が入ってくるかどうかが一番の問題!

 

 

今後も多少週末を使ったり、深夜や早朝を利用したりして作業時間を増やそうかなと思います。

それより先に、作業スピードを上げる努力もしないとですね。。。