フリーランス映像翻訳者の孤独LIFE

映像翻訳者になって早10年。仕事、育児、お金、孤独な引きこもり生活のいろいろ。

字幕翻訳の練習にもなる「プレバト!!」の俳句添削

最近、楽しみにしているテレビ番組が「プレバト!!」です。

 

娘も私も絵を描くのが好きなので、最初のうちお目当てにしていたのが

絵画系の査定だったのですが、だんだんハマッたのが俳句・夏井先生の添削。

 

夏井先生の手にかかると、平凡だった句がちょっとした添削で

魅力的に生まれ変わるのですよね~。

あとどうしようもない句の時はバッサリ切って、何とか元ある言葉を使って

創作してしまうところも本当にすごい!

 

あと心から共感するのが、「音の節約」というポイント。

例えばですが、「大声で叫ぶ」のような表現は、

「大声」なら叫んでいることが分かるから、

「叫ぶ」は削除して別の情報を入れる、

というようなことを仰っていました。

字幕でも本当に同じようなことが言えますね。

また、具体的に「誰が」という表現があったほうが句のよさが出る、

ということもたまに言われています。

字幕でも、情報を多く入れようとするあまり、

主語を削ると何だかボヤッとしてしまったりすることがあるんです。

どういう時に主語を削るべきか、削らないべきか、というアイデアの参考になります。

 

今後も日本語の勉強に取り入れていきたいと思います。